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サルでも分かるライフル射撃
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■エアーライフル射撃で用いられる銃・標的・弾丸
多くの人は射撃競技とはどのような競技で、どのような銃を使い、どのような標的に対してどのような弾を撃つのかと言うことを知らないでしょう。そこで、ここではエアーライフル射撃競技で使われる銃、標的、弾を紹介したいと思います。
競技内容に関しては"サルでも分かる?ライフル射撃"を参照して下さい。

エアーライフルはその名の通り空気を圧縮してその圧力で撃つ銃です。圧縮ガスを用いて撃つ銃もなかにはあります。銃の重さは約5Kgです。日本では所持をするのに警察の許可が必要となります。(ドイツでは玩具の部類に所属しますが。)

ファインベルクバウM601 Feinwerkbau M601 M601の銃口部分
空気を圧縮してその圧力で弾を発射します。空気は銃の側面についているレバーを使って充填します。夏場はトリガー(引金)がくっつくことがありますが、信頼性が高く修理部品も国内で手に入るために多くの人が使っています。94年度、新型のM602が販売されました。

ファインベルクバウM602 Feinwerkbau M602

94年度販売されました。空撃ち機構を装備。

ファインベルクバウM603 Feinwerkbau M603

Feinwerkbau M603 新式のアブソーバーによって撃発時のショックがほとんど抑えられる。

ファインベルクバウP70 Feinwerkbau P70

Feinwerkbau P70 圧縮空気を利用。圧力計によってシリンダー内のガスの圧力を知ることができる。603と同様、新式のショックアブソーバーによって撃発時のショックはほとんど抑えられる。(写真上:ラミネートストック、写真下:アルミストック)

アンシュッツ2002 Anschuetz2002

ファインベルクバウP70同様の圧縮空気式の銃。国内での使用は女性射手に多いようである。




ワルサーLG300 WaltherLG300

ルパン三世のワルサーP38でワルサー社のエアライフル。




その他の銃


そのほかに国内ではあまり見かけませんが、ステアーや現在は発売中止されているヘンメリーという銃もあります。


標的

標的 左の図がエアーライフルで用いられる標的の「まと」の部分です。エアーライフルでは射手と標的との距離は10メートルです。アーチェリーみたいに得点は中心程高く、円の外側に行くにしたがって低くなります。中心の点が10点です。中心の点にかするだけでも10点ですが中心の点を撃ち抜くと「センター」と呼びます(得点は10点で変わりませんが・・・。トータルスコアが同点の場合にセンターの数が効いてくる「ことも」あります。めったにありませんが。)中心の点の直径はわずか0.5ミリです。あなたの持っているシャープペンシルの芯の太さと同じです。採点がどれくらい微妙かと言うと0.1ミリのずれで得点が変わることもあります。下の写真は左が9点、右が10点の写真です。

9点 10点


AR弾 AR弾 これがエアーライフルで用いられる弾です。直径4.5mm、材質は鉛です。お値段のほどは通常弾で500発、600円程度(まとめ買いの時)とリーズナブルな価格です。弾の形状がより精密に作られた"スペシャル弾"(主に試合で使う。)と呼ばれるものは100発、700円程度です。使用前は上の様な形をしていますが、撃発後はぺちゃんこになります。

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